【質問】
アレルギー対応の考え方が合わない先生との付き合い方について、体も心も守る方法ってありますか?
【カオリの回答】
避けられ環境であれば避けます。辞められるなら辞める。
それが無理なら、その人とは向き合わないことで守ります。
その先生の考え方がアレルギーに対して危ないならば、私から子どもへ、危険が常にあることを説明します。すでに本人が身をもって知っていたとしても、親から説明することで真実味が増すと思うからです。その上で、その場所にい続けたいか否かを問います。
少なくとも親の物理的な欲(例えば親が希望する受験に備えたものなど)で続けることはしません。たとえ、ものが良かったとしても心身が傷つくようなことがあれば、それはデメリットが大きすぎます。
本人が続けたい意向だったり、学校など辞めることが難しい場所なのであれば
「あなた自身が強くなるしかない」
という前提でアレルギーに対するルールをお互いの間で決めておきます。このくらいしんどかったらこうするなど、具体例をもって決めていきます。
心の面でのルール付けは難しいですね。
いつ辞めてもよい。辞めることは逃げることではない。
それは伝えます。辞める自由が常にあるのを理解できていれば、少しはラクになるかもしれません。
他人は変えられない。間違っている大人もいる。
私はよくわが子に言っています。子どもを裏切る大人に出会う準備は必要だと思っています。純粋だけでは生きにくいのです。
あとは、どこまで可能かわかりませんが、その相手以外の周囲を固めます。最高のレベルを求められないとしても、あえて言うならこの人と絞り込み、その人に色々お願いします。担任がダメなら養護教諭に、などです。
アレルギーについての段階で、もともとの理解や、これからの前向きな理解への気持ちがない人の中に、良い先生などいません。トップの人がそうなのであれば、残念ながらその組織全体に期待はできません。その場所を変えない、辞めない人は、結局は染まってしまっているのだと思います。公立学校のようにランダムに先生が入れ替わる場所でなければ、現状でやっていくしかないですよね。病院の先生に直接説明してもらうなどお力を借りて、卒業の時までじっと見張りながら耐えきるのかもしれません。
合わない人もいるし、合う人もいる。
悲観ではなく現実として、親子で強くなっていかれることを希望します。
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カオリ