羅川真里茂さんの「赤ちゃんと僕」を、改めて読んでみました。
私の中学生時代頃に始まった、古い漫画です。
第89話で、転校生(日影くん)に対して主人公(拓也くん)が、給食の説明をするシーンがあります。
たくさん給食を残していた日影くんに、拓也くんが
「一種類しか残しちゃいけないことになってるから」
「あっ でも アレルギー体質とかだったら別だけど…」
と言っていました。
給食を一種類しか残せない点には、時代を感じますが(当時はよくあるルールだった)
そんな時代に、アレルギーへ理解があり驚きました。
昔は全巻持っていて何度も読んだのですが、このシーンのこの台詞を何も気にしていませんでした。
でも今はすぐに目に留まりました。
子どもを産んでから読み返すと、しょっちゅう泣いてしまう作品です。
特に1巻の最後の話は嗚咽ものです。カオリ