みんなの相談 vol.4

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※個人的経験・見解です。必ず各々の主治医との相談の上で進めてください。

【質問】
ディズニーリゾートに行こうと思い、飛行機で向かう予定です。
飛行機とディズニーリゾートでのアレルギー対応や、事前にお願いしてたら良いなど、何か知ってる情報があったら教えてもらいたいです。
子どもが重度の乳アレルギーなので、パーク内では並んでる時やすれ違う時に、他のお客さんの飲食物が当たらないかと怖いです。乗り物も、色んな所を触るとアレルギー症状が出るんじゃないかと心配しています。

【カオリの考え】
飛行機は各航空会社によって対応が異なるので、事前の問い合わせが必須です。
ディズニーリゾートは最大限の対策をしつつ、私は「なるようになる」の覚悟とともに、心の第一優先は楽しむことに向けました。

目次

飛行機への対策

航空会社によっては、前もって事情を説明することで座席の掃除を念入りにしてくれるらしいです。
あとは自分でシートにある手すりや、テーブルなどを拭きます。子どもが触りがちな窓周辺も拭きます。

エピペンやネブライザー(吸入器)の持ち込みには、注意が必要です。こちらも航空会社によりルールが微妙に違うようなので、必ず余裕をもって問い合わせた方がよいと思います。用意しないといけない書類なども出てくる可能性があります。ある程度の情報は、公式サイトに載っています。

下記リンクは、過去に私がエピペンの持ち込み有りで、スカイマーク(国内線)を使用した時のインスタグラム投稿です。ご参考までに。

他人の飲食物

ディズニーリゾートに行くことになって、楽しみですね!こちらも勝手にワクワクします(笑)
確かに、飲食物を持ち歩く人はたくさんいます。しかもみんな、楽しさに気を取られて自分の視点に夢中で、全然前を見ていません。
そうなるとこちらが注意するしかありません。アレルギーのある子ども自身に、兄弟姉妹がおられるのであればその子にも「必ず周りに気を付けて歩くように。走らないように」と約束してもらいます。
あちらもこちらも、みんなが夢と魔法にかかっているのでしっかり気をつけましょう。

アトラクションに乗る時は

乗り物などの触るところに対しては、私は拭いていました。乗った瞬間にササっと手早く掃除です。乗る直前から準備をして待機し、5秒で終わらせていました(笑)
その甲斐があったのかなかったのかは分かりませんが、接触で症状が出たことはないです。

それでもご心配であれば、おしゃべりでっさ(DESSA主催のオンラインおしゃべり会)でご提案があったとおり、手袋の着用ですね。ビニールは飛んで行ってしまう恐れがあるので(下手したらアトラクションが止まってしまう事態になるのでダメ)、布製のしっかり着用できるものにした方が良いと思います。

パークで食べるもの

行く前に調べる事といえば…

パーク内の食べられるメニュー
それらのあるショップ名と場所
パーク外の食べられるお店(イクスピアリなど)

などでしょうか。特にパーク内の喫食可リストについては、食品名、ショップ名、場所(エリア)をまとめてスマホに画像ごと収めて行きました。ショップの画像をスクリーンショットし、そこに食品名や場所などを書き足したものをいっぱい作りました。現場ですぐに確認ができて便利でしたよ。使わなかったものについても、私にとってはお守りでした。

あとね、アレルギーがあるとどうしても「食べ物どうしよう…」となるんですけどね。でも実際は、持ち込み可能であれば何とかなると思っています。
「わが家はのお食事は持ち込みをメインとします。時間は、食べ物にではなくアトラクションに費やします」と家族で一致団結されるのも良いかと。子どもは、ご飯より乗り物。目の前の遊びに夢中なはずです。空腹さえ回避できれば、それで済むことも多いはずです。大人がレストランで休憩することは諦めます(笑)ディズニーリゾートに子どもと一緒に行くということは、保護者にとっては戦いなのです。

そして持ち込みのメリットは、アレルギーに対して安全というだけではありません。「お腹すいたー!」と訴えがあれば、すぐさま食べられるのが魅力でもあります。レストランはもちろん、商品を購入するだけのワゴンやカウンターサービスですら、混んでいる日には長蛇の列になります。そこにかける労力も時間も削減できます。せっかくなので、持ち込みを前向きなものにしませんか?

まとめ

思いつく限りを書きましたが、一番のポイントは「楽しんだもん勝ち」
何のためにここへ来たのか、それを忘れることなく、全てをめいっぱい謳歌してください。家族みんながご機嫌にいられるよう、割り切ってスピードダウンするも良しです。
感想、待ってますよー!!かおりカオリ

過去のディズニーランドについてのコラムはこちらから↓↓↓

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この記事を書いた人

カオリのアバター カオリ DESSA代表

「アレルギーを理由にできない事は、アレルゲンの摂取(接触)のみ」という考えで、アレルギーのある子どもを育ています。
たくさんの経験をさせる事と、命を守る事の両方を同じくらい大切にしたいです。
インスタグラム(@dessa_allergy)でもひと味ちがった投稿を配信中。

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