みんなの相談 vol.8

@photoAC

※個人的経験・見解です。必ず各々の主治医との相談の上で治療を進めてください。

【ご相談内容】
小学校給食の牛乳パックがストローレスになるみたいで、直飲みになるみたいです。 今まではクラス全体で直飲みを止めてもらっていました。
「こぼし方の具合を、他のクラスで様子見してから対策を練ってスタートしましょう!」という事になっていました。 先生からの提案で 「ストローは後2年分くらいは予備で保管してる分があるので、ご本人のクラスだけ直飲みは止めてストロー飲みでもかまいませんが、どうしますか?」と聞かれました。
そこは悩みました。 小学校の間に直飲みに慣れて、こぼさない様にもなって欲しい。 結果、中学校へ行った時にお友達の直飲みが上手くできず、しょっちゅうこぼされるのも困ります。

「できれば小学校の間に、みんなが直飲みに慣れてくれる方がありがたい」 と伝えたのですが、カオリさんだったらどうしますか? 直飲みのリスクは接触がより増える事なので…。 服に牛乳が付いたら、体操服に着替えてもらってるのですが、それも増えるかなぁと思います。

【カオリの考え】
同じ想いです。 うちも一旦様子見で、わが子のクラスだけストロー使用を継続中です。
わが子の小学校も、2024年度からストロー廃止、直のみ形式になりました。

質問者さんと同じ気持ちです。
わが子の影響で同じクラスの子どもたちだけが直のみを上手になれないのは、次の学年でその子たちが困るのではないか… と思い、学校へ伝えました。 しかしながら、こぼされて食物アレルギーに触れてしまうことが、学校側も怖かったみたいです。 なのでわが子のクラスのみ、一旦ストローを継続することとなりました。

一学期の終わりに学校側から 「二学期もストローを継続したい」 とご相談がありました。 理由は 「他のクラスの様子を見ていると、大いにこぼしているから危険です」 というものでした。 担任の見解では 「大人でもこぼす難しい飲み方です」 「子どもたちがもう少し大きくなって  手のひらが大きくなれば、こぼしにくくなると思います」 とのことでした。 お話を聞いて私が納得できたのと、学校側からの要求はなるべく呑むと決めているので、とりあえストローを継続しています。

直のみを開始するのであれば、もちろん今まで以上にこぼした時用の対策が必要です。 着替えのストックを増やす、拭ける雑巾を増やすなど、実用的なことが出てくるでしょう。 なにより大切なのは、アレルギーを持つ本人と先生の理解を、改めて高めておきます。

こぼれたら近づかない  (自分の場所が安全なら動かない)
小さなものでも症状があれば先生に言うなど、するべきことを再確認

など、子ども本人とも先生とも、再度共有すると思います。

やってみないと分からないですよね。
他のクラスで先行しているならば、それを見学させてもらうのも良いかもしれません。かおりカオリkaori

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この記事を書いた人

カオリのアバター カオリ DESSA代表

「アレルギーを理由にできない事は、アレルゲンの摂取(接触)のみ」という考えで、アレルギーのある子どもを育ています。
たくさんの経験をさせる事と、命を守る事の両方を同じくらい大切にしたいです。
インスタグラム(@dessa_allergy)でもひと味ちがった投稿を配信中。