出典:一般社団法人TMIP
実証実験期間:2024.10.1(火)~2025.3.31(月)
※1 特定原材料(えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生)の8品目
株式会社JR東日本スマートロジスティクス(以下、JR東日本スマートロジスティクス)は、Tokyo Marunouchi Innovation Platform(以下、TMIP)との連携により、新たに、京セラ株式会社(以下、京セラ)の新規事業アイデアスタートアッププログラム「食物アレルギー対応サービス『matoil(マトイル)』」のお弁当受け取りを、冷蔵受取ロッカーにて2024年10月1日より開始いたしました。旅行等の発着点となる東京駅の冷蔵受取ロッカーで、注文した食物アレルギー対応のお弁当を指定時刻に受け取ることが可能になります。ご家族の旅行やお子様の修学旅行・校外活動、また訪日旅行者がアレルギー対応食を受け取る際の負担を軽減し、行動範囲を広げることに繋がり、東京駅の利便性向上とソーシャル・インクルージョンの実現を目指します。
なお、「matoil」は第1回「TMIP Innovation Award」で最優秀賞を受賞し、食物アレルギーがある家族に寄り添ったビジョンや解像度の高いビジネスモデル、将来性が高く評価されています。
実証実験の概要
(1)実証実験期間:2024 年10 月1 日(火)〜2025年3月31日(月)
(2)受け取り可能時間:東京駅の始発~終電
(3)受け取り対象ロッカー:JR東京駅改札内 グランスタ東京 京葉ストリートエリア 冷蔵受取ロッカー
(4)受け取りフロー
解決したい課題
食物アレルギーがある方は、使用できる食材が限られていることから、外食や旅行に行きづらいという課題があります。修学旅行・課外活動においては、宿泊施設などでの個々の食事対応が難しく、食事提供のために保護者が同伴せざるを得ないといった事象もございます。また、長期滞在をされる食物アレルギーがある訪日旅行者にとっても滞在期間中の食事の受け取りが行動範囲を制限してしまう課題がありました。本取り組みにより、東京駅のロッカーを起点にして食物アレルギーがある方の課題を解決し食事を楽しむことが可能になります。
受け取り対象ロッカー 設置場所
「matoil(マトイル)」とは
京セラの新規事業アイデアスタートアッププログラムの第1号として現在事業検証中の食物アレルギー対応サービス「マトイル」はアレルギーや食の嗜好に合わせた料理を製造し、東京都世田谷区上北沢にある工房一体型スタジオ「matoil factory」から、修学旅行先やご家族旅行先へお食事をお届けしている。どのようなアレルゲンであっても対応できるよう、相談窓口を設けており、アレルギーや食の制限がある方の「食べたい」を叶えている。
各社概要
【株式会社JR東日本スマートロジスティクス】
駅の物流拠点化を実現することで、お客さまの日常生活における時間価値を高め、さらには物流2024問題などの社会課題解決へ貢献することを目指しています。多機能ロッカー「マルチエキューブ」の展開およびマルチエキューブでご利用いただけるサービスの拡充に取り組んでいます。
所在地 :東京都墨田区江東橋3-13-1 KS15 ビル 3 階
代表社 :市原 康史 氏
設立 :2023 年7 月3 日
事業内容:貸ロッカー業、スマートロッカー業
【TMIP(Tokyo Marunouchi Innovation Platform)】
TMIP は、一般社団法人 TMIPが運営する組織で、丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)のイノベーション・エコシステム形成に向けて、大企業とスタートアップ、産・官・学・街との連携で事業創出を目指すオープンイノベーションプラットフォームです。会員、パートナーを含めると 300団体を超える組織になります。
<TMIP Innovation Awardとは>
大企業を対象として「社内外の壁を越えて新たな価値・事業創出に取り組んでいる優れた事例」を表彰する制度。近年、大企業における新規事業・イノベーション創出が重要な経営課題となる中、TMIPは本アワードを通じて新たなイノベーション創出のあり方を伝え、日本のイノベーション向上を目指しています。
※ご購入、ご飲食の際には必ずご自身で成分・コンタミネーション情報等をご確認下さい。
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