茨城発!
車屋が作るビーントゥバー
「Bean to Bar Masakari(マサカリ)」

大人華やかな「マサカリ」

こんにちは。アレっ子小学生の母、DESSAのカオリです。
最近、巷で見かけることも増えてきたbean to bar(ビーントゥバー)。カカオ豆の状態から板チョコレートを作る全ての工程を自社製造することを、ビーントゥバーと呼びます。今回は「カカオ豆」と厳選した「きび砂糖」のみを使い、手作業でビーントゥバーのチョコレートを作る茨城の車屋(びっくり!)「Masakari(マサカリ)」についてご紹介します。

目次

産んでみたら子どもが乳アレルギーだった

私の子どもは、乳成分アレルギーです。でも私はチョコレートが大好きで、アレルギー発覚の時まで、毎日食べていました。常に家にあり、片手間に口に放り込む。そんな日常でした。しかし子どものアレルギーがわかり、自分の手につく乳成分すら心配になりました。それならいっそ食べるを止めてしまおうと、やがて食べなくなりました。

重度アレルギーはあいかわらずですが、子どもが大きくなり、ゆとりができ、子どもに完全に付きっ切りな日々ではなくなりました。となると…チョコレートチャンス到来(笑)でも不思議なもので、あまり食べない。というのも、チョコ離れしている内に身体や嗜好が変化したのか、前ほど美味しいと感じないのです。脂っこくてしんどい。なんてこったい。

ビーントゥーバーという巡り合わせ

そんな中で出会ったのがビーントゥバーでした。カカオ豆から板チョコレートになるまでの最初から最後までの全ての工程を、ひとつのお店でやり切ってしまうだなんて、驚きでした。私の頭の中には、カカオ豆の栽培が主流ではない日本でやるイメージがなかったのです。カカオの豆を選別し、ゴミを取り除いて、焙煎・粉砕など様々な工程を経て、練って調温して、やっと成型。ものすごい手間暇と時間がかけられている品です。

口にするとそれはもう、今までのものとは全く違いました。カカオの味がストレートに濃い。原材料がとてもシンプルで、基本はカカオ豆と厳選した砂糖(マサカリでは厳選した きび砂糖)のみ。ベースが同じなのに、ひとつひとつの味が違うのは、豆の品質や産地、収穫の季節によって味わいが変わるから。その時のその場所で採れたものが、その人の技術によって活かされて出来上がる。ほおばった瞬間、その個性が身体の底から広がっていく。素晴らしき滋味。

風変わりなチョコレート屋「マサカリ」

ビーントゥーバーのお店は色々あれども、その中でも「マサカリ」は一風変わっています。なんと元々は車屋さんで、現在はチョコレート工房と両立されています。たくましそうなお兄さんだらけ(笑)市販のものはコストダウンや扱いやすさのために、余分な油脂や加工食材が添加されてると知った代表が「子どもたちに本物のチョコレートの味を知ってもらいたい」と想い、始めた、食育のような側面がある、なかなか深い作品なのです。

マサカリチョコレートの作り手・ナチさんについて

かわいい面白い人なんです

マサカリの紅一点メンバーに、グルテンフリー姐さんことナチさんがいます。現在のマサカリチョコレートは、全て彼女が作っています。それはそれは見事なツヤで、その魅力的で珍しい型は、食べずに飾っておきたいほどの輝き。宝石のような、幾何学模様のテキスタイルのような…まるで絵画!さらにお味も納得の逸品。私はもう、普通のチョコレートには戻れないかもしれません(笑)

【ナチさんコメント】
こんにちは ナチと申します。
「Bean to Bar Masakari(マサカリ)」の製造・販売のすべてをやらせていただいています。

私が生まれ育った場所、茨城。
この土地とのご縁、昔から伝わる人との繋がり、手にとってくれた方とのご縁、贈ってくれた方とのご縁…など、食育とか地消地産などを含めて、この地に貢献したいという想いで作っています。
「ご縁」を大切にしたい。だから、贈り物にぜひ使ってほしいという気持ちがあります。大切な方へもそうですし、自分を大切にするためにも贈ってほしい。
通常よりは少し価格が高いチョコレートではありますが、そんなふうに想いを伝える術(すべ)として、使っていただけたら幸いです。

マサカリチョコレートのご紹介

それでは、いただいた三種類をひとつずつご紹介していきましょう。

「ガーナ(ニブ)

王道な「ガーナ」

食べているうちに徐々に酸味が出てくる、チョコレートらしい味。爽やかに鼻に抜けるパンチが、安定のおいしさ。遠くでほのかに土臭いのも、ビーントゥバー特有の混じり気のない本物にしかない味。カカオニブが入っているので、ナッツのような食感が楽しめます。

「ベトナム

アジア的な馴染みがあるような「ベトナム」

穏やかな酸味が、奥深くにどっしりと構えています。風変わりでありながらも、シンプルで食べやすいです。ほのかに香辛料のような、全く辛くないのだけれど優しいスパイシーさを感じるような。アジア料理に合いそうな味がするのは、やはりベトナム産だからでしょうか。

「ドミニカ」

何度も食べたくなる不思議な「ドミニカ」

口に入れた瞬間はおとなしめな印象ですが、実は一番個性的に感じました。主張が少ないのに、とても変わっています。さわさわっと、かすみがかかったような歯ざわり。酸味は少なめでマイルド。それでいて大御所芸人のような重厚感があります(笑)どことなく漢方のような風味もするから不思議。

包み紙の補足

まるで大正ロマン

マサカリの魅力のひとつの包装紙。実はこれ、サステナブル的な観点から採用された茨城の伝統的な和紙(常陸太田市の西ノ内紙)なのです。ざらざらとした温かみがある、とても穏やかな包み。連続する朝顔のような模様。これは「七宝(しっぽう)」と呼ばれる伝統的な日本文様です。よく見てください。一か所だけ、中心が埋まっている柄があるでしょう?こういう、さり気ないパフォーマンスがたまりません。柄と同じ型の留め具も可愛すぎる!まるで着物と帯留め!

着物と帯留めのような相性

出店情報!「Tokyo Craft Chocolate Market 2025 spring」

東京近郊にお住まいの方々へ朗報です!
「Tokyo Craft Chocolate Market 2025 spring」に、マサカリが出店します。国内外の厳選されたbean to barチョコレートブランドが大集合の2日間のイベントです。イベントの自体は2025年3月22日(土)・23日(日)の2日間ですが、マサカリの出店は23日(日)のみですのでお気をつけください。
ぜひ、足を運んでマサカリチョコレートを手に取ってみてください。

Tokyo Craft Chocolate Market

【日程】2025年3月22日(土)・23日(日)
※マサカリの出店は23日(日)のみ

【時間】10:00〜16:00

【場所】国際連合大学屋根下
(〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-70)表参道

当たり前の存在ではないチョコレートだと知る

作り手の気持ちが入ったチョコレートだと感じました。想いが仕事に反映され、その丁寧さが味わいに繋がる。マサカリチョコレートは、そんな情熱に溢れています。いつか工房に足を運び、その作業見てみたい、想いを聞いてみたい、強く好奇心を搔き立てる新しい出会いでした。

各リンクご紹介

「茨城県は遠くて買いに行けないよ」という方。オンラインストアをご利用ください。
ギフトにも喜ばれそうな、その味わいと包み紙。たくさんの方に体験してほしい逸品です。

ちなみにマサカリの作り手のナチさんは、職人であると同時にアレっ子母でもあります。自身でもグルテンフリー&ヴィーガンの焼菓子店「Gluten-Free mil(グルテンフリー ミル)」を経営されていて、そちらも魅力あるカワイイおいしいお店です。
ぜひ、のぞいてみてください。

※ご購入、ご飲食の際には必ずご自身で成分・コンタミネーション情報等をご確認下さい。
※記事内容は、公開日時点の取り扱いのものです。

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この記事を書いた人

カオリのアバター カオリ DESSA代表

「アレルギーを理由にできない事は、アレルゲンの摂取(接触)のみ」という考えで、アレルギーのある子どもを育ています。
たくさんの経験をさせる事と、命を守る事の両方を同じくらい大切にしたいです。
インスタグラム(@dessa_allergy)でもひと味ちがった投稿を配信中。

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