今年も暑い暑い夏休みでした。
我が家は東北ドライブ旅行に出かけました。一番の目的は昨年次男が農業体験で5泊6日お世話になった秋田の農家さんに会いに行くこと、再会の旅。
3泊4日、アレッ子外食続きの旅の記録です。
1日目のお昼はピザ屋へ。小麦と乳が食べられるためここはオットのリクエストが通りました。でもいざメニューを見ると、魚介やジェノベーゼソース(松の実)に気を付けないといけないため、食べられるメニューは1つだけでした。それでも大きなピザ1枚を秒で完食。

途中で寄った仙台の松島では顔の大きさほどあるおせんべいをおやつに。ただ、これが油断していました。タレに何か反応するものが入っていたのか、食べ終わって車に乗った途端鼻の奥がかゆくて、鼻水が出始めて。急いで薬を飲んだらそのまま眠ってしまいました。眠ってしまうのも症状の1つなので、少しヒヤリとしましたが目が覚めたら症状は治まったので一安心。大丈夫と思ったり原因不明の場合でも、様子をみることはせず、症状優先で薬を飲むこと。これは決めていることです。最初からヒヤリハットで少しドキドキ。。。
夜は元気になったので仙台名物牛タンを食べに出かけました。厚みのある牛タン焼き、出汁が良く出たテールスープ、他にもソーセージなど。肉食獣の次男は昼間のアレルギーなんのそのでペロリでした。シンプルにお肉を焼いただけのお料理はアレッ子には助かります。

二日目は盛岡を経由してついに秋田へ。どこまでも平野が続き青々とした水田が広がり、その向こうには杉の濃い緑が空に向かって真っすぐと伸びた山々が連なっています。東北の短い夏のなんと美しいことか。また、青い稲穂を眺めていたら、ここで日本の食が支えられているのだなと感謝の気持ちが沸き上がってきました。

秋田での食事は主に宿で出して頂きました。昨年お世話になった農家さんはラディッシュハウスというペンションも経営されています。昨年食物アレルギーについてやりとりしていたため、卵、魚介類、ナッツ類なしを覚えていて下さって、予約の時点からとてもスムーズ。初日の夕飯は秋田名物手作りのきりたんぽが最高でした。お米のつぶつぶ感があり、鶏とごぼう出汁が良く出て味わい深い。ほおづきは森に生っていたものとのこと。初めてほおづきを食べましたが自然の甘みが優しかったです。毎食色々な味付けで出てくる、近くの川辺で取れる秋田名産「みず」という山菜は病みつきになる歯ごたえです。


朝ごはんは2日とも朝食定番の卵はなしで安心でした。


アレッ子と一緒の旅行は気を付けることが沢山あるけれど、行った先の名物を楽しんだり、人のつながりのおかげで安心の環境を整えていただいたり、工夫によって世界は広がります。今年はアレッ子自身が作った繋がりのおかげで、とても楽しい旅をすることが出来ました。ようyoyoYO葉よう