アレっ子と行く夢の国。
東京ディズニーランドの
アレルギー対応を見てみた
【前編】

シンデレラ城

世界中のファンはもとい、とりあえず一度は行ってみたいテーマパークのディズニーランド。子どもが生まれたら、必ず連れて行きたい遊園地ナンバーワンと言っても過言ではありません。
しかし保護者からしてみれば、そのイベントは朝から晩までをかけた一種の戦いです。子どもにめいっぱい楽しんで欲しいし、使うお金に対して元を取りたい(笑)

「いくらディズニーランドとはいえ、アレルギーがあっても本当に食事に困らないのだろうか」

一抹の不安がぬぐえず尻込みしていたら、わが子がすでに7歳になっていました。
「行くなら今だ!」と一念発起し、その勢いのままインターネットでのリサーチを開始しました。

目次

アレルゲン情報の確認

公式サイトをの中に「アレルゲン情報」のページがあります。ディズニーランド、ディズニーシー両方にあるレストランの、主なメニューのアレルゲン情報が確認できます。確認可能なアレルゲンは特定原材料等28品目なので、調べたいアレルゲンが該当される場合は、行く前に確認できて、とても便利です。

避けたいアレルゲンを選択すると(複数選択可)、それらを含まないメニューの一覧が出てきます。目星のレストランがある場合は、「レストラン名+アレルゲン」という絞り込みができ、そのレストラン内に該当アレルゲンを含まないメニューがあるかどうかを見ることができます。

低アレルゲンメニュー

低アレルゲンメニュー ベジタブルカレーライス

ディズニーランドの低アレルゲンメニューは、5大アレルゲン(小麦、そば、卵、乳、落花生)不使用のものになります。レストランによって置いているものが違います。

アレっ子定番の
■ベジタブルカレーライス
■ベジタブルシチューライス

は、予約不要の複数のレストランに取り扱いがあるので、使いやすいです。
ちなみにワールドバザール内にある「センターストリート・コーヒーハウス」のシチューライスプレートは別物で、同じく5大アレルゲン不使用で、さらにライスが立体のベイマックスです(笑)

レストランによっては、ミッキーの形をしたお皿に乗ったお子様セットもあります。

予約必須のちょっと良さげなレストランでは、各お店によってお料理が異なるという素晴らしさ。しかもお子様向けだけでなく、大人向けも用意されているという徹底っぷりには脱帽です。さらにありがたいことに、低アレルゲンメニューに年齢制限はないのとのことなので、自分の好みで注文ができます。

複数のアレルギーがある場合はどうするの?

アレルゲンが複数ある場合、低アレルゲンメニューについてはアレルゲンの使用状況を、事前に確認することが可能です。電話、またはお問い合わせフォームからのお問い合わせになります。回答は郵送、もしくはFAXによる書面対応になるそうです。行った当日にパーク内での書面のお渡しはしていないそうなので、必要な方は必ず事前に、早めに問い合わせましょう。

来園時にレストランで聞く形に限定されますが、特定原材料等28品目以外の食材についても情報提供が可能です。行った際にレストランにてお願いすると、専用のタブレットにて希望のメニューについて原材料を見せていただけるとのことです。

持ち込みでパーク内での飲食は可能なの?

食物アレルギーなど食事に制限がある方に限り、レストランへの持ち込みが可能です。ただしお連れ様でアレルギーがない方は、メニュー内での注文が必須となります。注意事項は下記のとおりです。

■パーク内の一部のレストランでは電子レンジや湯煎による温めが可能
■パーク内レストランなどでのお預かりは不可。冷蔵機能のある貸出ロッカーも無し
■食事制限有無に関わらず、お弁当などを持参し、パーク外にある「ピクニックエリア」で食べることが可能
 ※再入場希望の場合は、出口にて再入場手続きが必須
 ※バッグなどに入れて、パーク内で持ち歩くことは可能

【オマケ】学校行事で子どもだけで行くときはどうしたらいい?

行ったレストランにて、アレルゲン情報を本人が確認するツールの用意があるので、それをキャストにお願いして出してもらう形になります。もし子ども自身からの説明が難しい場合は、持参メモの提示による対応が可能です。

※各団体ごとの決まりなどもあると思うので、それぞれでご相談いただくようお願いいたします

色々調べてみて

クリスタルパレス・レストランの裏でくつろぐ鴨

「これなら、なんとかなる気がする!少なくとも真摯に話をしてもらえそう!」
公式サイトを見ていて、そう感じました。説明が細かく載っているところに信頼ができました。公式サイト内の「よくあるご質問」の箇所にも、アレルギーに関連するような説明が複数ありますので、ぜひそちらでもご確認ください。

次回は具体的に食べたものやレストランを、ご紹介していきます。ぜひそちらもご覧ください。

※ご購入、ご飲食の際には必ずご自身で成分・コンタミネーション情報等をご確認下さい
※記事内容は、公開日時点の取り扱いのものです。
カオリ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

カオリのアバター カオリ DESSA代表

「アレルギーを理由にできない事は、アレルゲンの摂取(接触)のみ」という考えで、アレルギーのある子どもを育ています。
たくさんの経験をさせる事と、命を守る事の両方を同じくらい大切にしたいです。
インスタグラム(@dessa_allergy)でもひと味ちがった投稿を配信中。

目次