「アレルギーを治したい」と初めて言葉にした日

©YO

アレッ子次男、4月から高校生になります。
生まれた時から食物アレルギー(ナッツ類全般、魚介類全般、卵、その他多数)、重度のアトピー性皮膚炎他アレルギー多数持ち。 物心ついた時には、除去食が普通、経口負荷試験入院はするもの、薬は飲むのが当たり前という生活。 いわゆるアレルギーと共に歩む人生です。
私は初めて食物アレルギーがあることが分かった時から「治してあげたい」という気持ちで取り組んできました。「私が治す!」くらいに思っていたかもしれません。日々食べられるご飯を作り、通院や入院には付き添い、診察で医師と相談をする内容をまとめ、薬飲んだ?と声掛けをする。これを当たり前としてきました。

ところが先月、ちょっとした気づきがありました。

我が家は時々家族会議をします。
自分が家族に知っておいて欲しい事や今後の予定、今考えていること、困っていることなどを話し合います。 アレッ子次男の順番になり、高校生になったらやりたい事の話の最後に「高校生のうちにアレルギーを治したい」と言ったのです。

私は「えっ?!そう言えば本人からそんな言葉聞いた事なかった」と言うことに気が付きました。
治療に取り組むのも、色々なことに気を付けるのも、ママに言われるから。そんな空気が漂っていたよね、とも思ったり(苦笑)。
アレルギーを自分でなんとかしようと思う気持ち。自分事として向き合う覚悟とでも言うのでしょうか、自立の課題を1つ明確にしたように思え、アレルギーを通して次男の成長を垣間見た出来事でした。

※個人的経験・見解です。必ず各々の主治医との相談の上で練習を進めてください。yoよう葉

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この記事を書いた人

ようのアバター よう アレっ子の母

食物アレルギーがあってもなくても、食卓を囲む楽しさ喜びは誰でも同じがモットーです。
インスタアカウントも@attemonakutemo
お菓子作りが大好きです。